参院で改憲勢力が3分の2超

安倍政権が推し進める「アベノミクス」「改憲」による「くらし」と「平和」の破壊に歯止めをかける第24回参議院選挙は7月10日、投開票が行なわれました。

長崎選挙区では、野党共同候補で民進党公認の西岡秀子さんが約5万票差で自民現職に惜敗し、野党の議席奪還はなりませんでした。

全国比例代表でも、社民党の吉田忠智党首が落選して改選議席を一つ失うという厳しい結果でした。県内で投票いただいた社民党票は21,625票(得票率3.48%)。目標には届きませんでしたが、2010年参院選以来の2万の大台でした。

注目された野党共闘は、自公対野党の闘いとなった全国32の「1人区」のうち11選挙区で野党側が議席を確保しました。前回は自民の29勝2敗であり一定の成果をあげたといえます。しかし、自民・公明・維新の「改憲3党」が76議席を獲得して非改選の議席を合わせた改憲勢力で改憲案の提出に必要な3分の2の議席を確保しました。

引き続き、「くらし」と「平和」を守るために活動を強化しなければならないと考えています。この間、ご支援いただきました皆様に心から敬意を表しますとともに、厚くお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。